ハイローオーストラリア攻略法!MT4のMACD編

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MACDとは、“Moving Average Convergence / Divergence Trading Method”の略で、通称“マックディー”と読みます。

MACDは簡単にいえば、指数平滑移動平均線(EMA)の短期と長期の差に、シグナルとなる単純移動平均線(SMA)を加えたインジケーターです。

EMAとは単純移動平均線(SMA)よりも直近の価格推移に重みを置いた移動平均線で、トレンドの流れを早く掴めるという特徴があります。

難しく聞こえてしまうかもしれませんが、見方は簡単で、そのうえダマシが少ないので根強い人気があるインジケーターです。

実際に見てみましょう。

MACD1

白いヒストグラムバーがMACDで、赤の破線がSMAです。

真ん中の0ラインより上にバーが伸びていると「上昇トレンド」、下に伸びていると「下降トレンド」といえます。

バーが全然伸びていないところがありますが、これはEMAの短期と長期がクロスしているところです。

つまりトレンド転換を意味します。

MACDの最大の特徴は、このトレンド転換の前に“トレンドが収束するタイミングを見つけられる”というところにあるのは一目瞭然ですね。

MT4を使ってハイローオーストラリアを攻略するのなら、このMACDを理解する必要があるので、まずはしっかりと知る所からはじめてみてください。

MT4にMACDを導入するには?

MT4の画面から「挿入」→「インディケータ」→「オシレーター」→「MACD」を選択すると設定画面に移ります。

MACD2

デフォルトでは短期EMAが「12」、長期EMAが「26」、シグナルが「9」、適用価格は「Close」で設定されています。

今回はそのまま導入しますので、「OK」をクリックしてください。

MACD3

このようになれば導入完了です。

MACD4

初期設定では少し見づらいので、色を変えてみましょう。

設定画面を出すにはMACDのヒストグラムバーをダブルクリックすると出ます。

MACD4 MACD5

「色の設定」をクリックしてください。

MACD6

今回は赤で囲んだところをこのようにしてみました。

「OK」をクリックしてください。

MACD7

いかがでしょうか。

初期設定より見やすくなったかと思います。

このように色や線の太さはお好みで調整してください。

MACDを使った攻略法

戦略はいたってシンプルで、SMAがヒストグラムを抜けたらエントリーのタイミングです。

下の画像をご覧ください。

MACD6

こちらは1分足のチャートですが、それぞれSMAがMACDを抜けたポイントに丸を付けました。

最初のポイントは、バーがプラス圏にあるので上昇トレンドですが、バーが短くなりSMAが抜けたので下降していくと判断します。

実際は少し上昇しましたが、その後どんどん下降していきました。

画像を見ていただくと他のポイントも同じようなことが言えると思います。

できるかぎりSMAが水平になってからエントリーするのが勝つ秘訣です。

そして肝心なMACDのダマシ回避ですが、赤で囲んだところをご覧ください。

こちらはトレンドがかなり小さく、転換するタイミングが早い可能性があるのでスルーしましょう。

またヒストグラムが緩やかな場合も要注意です。

ハイローオーストラリアでMACDを使ってみよう

今回の戦略は1分足で、シグナルがMACDを抜けたところで5分エントリーしたいと思います。

チャートを開くとAUD/JPYにちょうどタイミングがきていました。

戦略通り、赤のシグナルが緑のMACDを下抜けたところでハイエントリーです。

購入時のレートは86.704でした。

MACD7

このあと上がり下がりを繰り返し、取引は終了しました。

MACD8

購入時のレートは86.704で、判定レートは86.709でしたので、ぎりぎりですが勝ちです。

もう一戦してみましょう。

次のチャートはAUD/USDです。

戦略通り、シグナルがMACDを上抜けましたのでローエントリーしました。

購入時のレートは0.79388です。

今回はエントリーのタイミングが少し遅れてしまい、もう少し高いレートでエントリーするべきでした。

画像

反省点はあったものの、みるみる下がっていき、余裕を持って勝利を収めることができました。

購入時のレートは0.79388で、判定レートは0.79377です。

画像22

当たり前のことかもしれませんが、購入時はできる限り高いレートでエントリーします。

ハイエントリーならできる限り低いレートでエントリーです。

MACDだけを見るのではなく、ローソク足も見つつエントリーのタイミングを見極めるのが勝利するコツです。

MACDを使う上でのオススメ通貨ペア

基本的にどの通貨ペアでも使うことができますが、実践で取引していたAUD/USD、AUD/JPYはMACDとの相性がいいように感じます。

時間帯や経済状況によっても違いますが、この2通貨ペアはヒストグラムの形がきれいで見やすいです。ん他の通貨ペアでも使えますので、いろいろ試してみるのも良いでしょう。

更には、USD/JPY、USD/EURなどと流通量の多い通貨ペアを利用する事をおすすめします。それだけトレーダーから注目される通貨となるので、動きがある事も多く重要指標もあり、取引として考えるのなら狙いやすいです。

まとめると

バイナリーオプションの攻略のカギはいかにトレンドに逆らわないかです。

ちまたでの最近の流行は逆張り手法が多い中、MACDはどちらかといえば転換したトレンドに手堅く乗る順張り手法と考えていいでしょう。

順張りのは逆張りよりも勝率はいいですし、見ている時間足より長めの取引にするとMACDの優位性を十分に発揮でき、さらに勝率は安定します。

実践では1分足のチャートで5分取引をしましたが、もちろん3分取引でも構いません。

気を付けていただきたいのが、いくらダマシが少ないテクニカル分析であるといっても、思ったように相場が動かないこともよくありますので、RSIやストキャスティクスといったオシレーター系のインジケーターと併用してトレードするのがベストでしょう。

たったこれだけの事でも、ハイローオーストラリアでの勝率は随分と違ってきます。興味のある方はまずはデモからでも試してみてください。

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