バイナリーオプションに向いているオシレーター指標って何?

代表的な分析ツールであるMT4には多くの指標があります。今回はオシレーター系指標の中でもバイナリーオプションに向いているであろうというものを紹介するので参考にしてください。

オシレーター系指標を知ろう

オススメのオシレーター系指標

まずはオシレーター系指標を知ることからはじめましょう。オシレーター系指標とは相場の強弱を表す指標の1つで価格の絶対水準とは関係なく、買われすぎ・売られすぎを判断材料にします。

一定の範囲を振り子のように動くことから「振り子」という意味のある「オシレーター(Oscillator)」と名付けられました。ここでは最もポピュラーなオシレーター系指標を軽く紹介します。

◆MACD
MACDはトレンド系指標の「移動平均線」から算出されるオシレーター系指標です。MACDの売買のタイミングの基本はMACDとシグナルがクロスした時です。

◆ストキャスティクス
ストキャスティクスはオシレータ系指標の中でも人気のある指標です。「%K」「%D」「%SD」という曲線を用いて売買ポイントを探ります。70%以上は買われすぎ・30%以下は売られすぎと判断することができ、%Kと%Dのクロスを売買ポイントにすることも可能です。

◆RSI
RSIはオシレーター系指標の中で最もポピュラーな指標と言えるでしょう。ストキャスティクスと同じように70%は買われすぎ・30%以下は売られすぎというシグナルだけですので初心者にも好まれます。

今回はこの中でもRSIについて紹介します。ストキャスティクスも人気ではありますが、3本のラインを参考に取引をするのに対してRSIは1本のラインだけですので初心者でも使いやすいことが特徴です。

RSIの使い方を覚えよう

まずはMT4を起動させてください。ダウンロードが終わっていない方はMT4(メタトレーダー)ダウンロードページからダウンロードを済ませましょう。

ダウンロードが終わったら自分が取引を行いたい銘柄を表示させてRSIを表示させます。表示を差せる手順は以下の通りです。

「挿入」→「インディケーター」→「オシレーター」→「Relative Strength Index」

RSIの設定方法とシグナル

そうすると設定画面が出てくるので期間やラインの色の設定を行います。期間の初期値は画像のように14となっていますが短期取引を主に行うバイナリーオプションでは5に設定するのがオススメ。

そうすると青いラインが出現。これがRSIです。シグナルの見方としては折れ線が70のラインを超えたら売りシグナル(下落の可能性大)で30のラインを下回ったら買いシグナル(上昇の可能性大)となります。

RSIのシグナル通りに動くローソク足

上の画像を見ていただいても分かるように青い円で囲んだところを見てみるとローソク足が反転しているのがわかりますね。ただボリンジャーバンドと同じようにトレンドが発生しているとダマシに合うことがあるので注意してください。

RSIを使ったバイナリーオプション戦略

例えば下降気味でボリンジャーバンドにタッチしそうだ、という時にRSIを見た時に売られすぎを示していたらすかさず「HIGH」でポジションを取るというようにすると良いでしょう。

ただバイナリーオプションの場合は「わかっていても購入するタイミングが難しい」ということが良くあります。そのようなときはちゃんと反転したのを確認してから取引を行うと良いかもしれませんね。

RSIを使うときはボリンジャーバンドを使ったりMACDを使うのがオススメ。初心者でも比較的簡単に使える指標だと思うので、レンジ相場での取引が得意な方はぜひRSIを使ってみてください。

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