米朝首脳会談の内容は皆さんご覧になられたでしょうか?
まさかの、非核化CVIDが盛り込まれず、ただ単純に言質をとっただけになってしまいましたが、こういった事って過去にもありませんでしたっけ?
なんて、ちょっとした嫌味を言いたくなるような米朝首脳会談の結果だったのですが、更に追い打ちを掛けるような話が出てきました。
ちなみに非核化CVIDの意味は
C…完全(Complete)
V…検証可能(Verifiable)
I…不可逆的(Irreversible)
D…非核化(Dismantlement/Denuclearization)
上記の頭文字で、文章にすると「完全かつ、検証可能で不可逆的な廃棄(非核化)」となります。これらを北朝鮮に認めさせる事が出来なかったのは、中抜きと言われても文句は言えないのではないでしょうか。
費用は日韓負担?
核廃棄の費用は日韓で負担すべきという発言をトランプ大統領は残しています。政治というよりも商売人というイメージがトランプ大統領に対しては強くなった印象です。
今回の米朝首脳会談は明らかなパフォーマンスであり、日本人としては何を持って解決だと言ってるのかが理解出来ない内容となっています。
しかしながら、為替の動きをみてみると明らかにこの動きに反応しているのではないかと言う部分も見られ、「ドル高」となっています。
世界的にみると極東の片隅での出来事であるのは間違いないので、欧米からの注目度は低いからこそなのかもしれません。
日本が支払いをするのかどうかの検討はまだまだ先でいいでしょう。「日本はまだ問題が解決したわけではなく、拉致問題という根本的な問題が完全解決をするまで支援は考慮しない」と言っておけばいいわけですし、考慮なので。拉致問題がこれを機に解決しても、考慮した結果資金的に無理があると言ってしまえばいいのです。
為替は市場の安定化を見据えドル高
為替市場は、この米朝会談をある程度評価していると見てとれます。確かにある程度の評価は出来るのではないかとも感じるのは事実です。
過去に一度も行われなかった北朝鮮との首脳会談を行ったということは、内容がどうであれ一定の評価があるべきでしょう。だからこそ、ドル高なんです。
ですが、トランプ自身の人気取りで為替が動くのは少し不満が貯まります。
と、少し個人的な意見が入りすぎてしまいましたね。私が言いたいのは、内容がどうあれ、初めての会談ということで一定の評価があってもおかしく無かったといえるのではないでしょうか。
継続して会談は行われるようなので注意しておく
いつどこで怒りスイッチが入り、やっぱり会談やめたと言うかわからないのがトランプを見る上での楽しみ方であり、為替を動かす力なのではないかと思います。
明らかなビジネスマン的な思考なので、アメリカにとっての「利益」を考えながら行動や、言動を予想してみるのがいいのではないかと思います。
もちろん其処に、トランプ大統領の人気取りというスパイスを加えて考えると、とてもわかりやすくなってくるのではないでしょうか。
それでも予想が出来ない場合、トランプ大統領の事は自然災害と割り切って、テクニカル解析をしたほうがマシな結果になりそうです。
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