国内のFXのレバレッジが25倍で規制されて以降、徐々に人気の高まってきた金融商品バイナリーオプションですが、片や「危険な投資」「危ない投資」などと言われている現状があります。バイナリーオプションという投資は本当に危険な金融商品なのでしょうか?
国内で規制が強まった背景
FXのレバレッジ同様、バイナリーオプションのシェアが広がると同時に国内でもバイナリーオプション対する規制が行われました。
なぜ規制に至ったかと言うと、HIGH&LOWという二者択一の投資が、投資ではなく賭博と同じであるとの意見があったから。
今の日本国内では競馬やパチンコといった一部のものしか賭博として認可されておらず、賭博は風営法によって規制されていますが、バイナリーオプションは違います。
そのため、金融庁が「自主規制」名目で規制をかけたのです。自主規制と言うくらいですから、必ずしも規制を適用しなくてもいいのではと思うかもしれませんが、全ての証券会社は金融庁の下に置かれているため半強制的とも言っても過言ではありません。
危険な金融商品=稼げないという意味!?
投資の知識がなく、山勘で投資を行っても2回に1回は配当を得ることのできた以前の国内バイナリーオプションですが、それを規制した金融庁。
何をもって「バイナリーオプションは危険!」と言っているかわかりませんが、損失が出やすいという意味で「危険」という言葉を受取ってしまうと、今の国内バイナリーオプションのほうがずっと危険である。
なぜなら、現在も本来の二者択一スタイルで投資を提供していると海外と、規制である程度の投資知識がないと稼げないような仕組みをつくってしまった国内。比べるまでもありませんね。
実質、2013年に行われた規制の影響を受けて海外業者を利用するトレーダーが増えている感じ否めませんし、安心して取引できるの以前に利益にならないと意味がないというのは経験有無に関係なく全てのトレーダーに当てはまる事でしょう。
勝敗を度外視して出金面が安心の国内を利用すべき?
国内では稼げなくなった。海外ではこれまで通りの取引で稼ぐことが出来る。しかし出金面や保証面でしっかりしているのは国内業者。という事でやっぱり国内を利用すべきなのでしょうか?
個人的には出金もなにも、まずは利益にすらならなければ元も子もがないと思っていますが、これに関しては意見が分かれると思います。
そもそも海外に取引先銀行を持つ海外業者、国内銀行を利用する国内業者で差がでるのは当たり前なわけで、海外の銀行からでも国内同様に入出金が行えると思っている事自体間違です。
つまり、重要視すべきところは投資を行う以上「利益になるかどうか」であるという事。安心できる業者だから損益がでてもいいというトレーダーは居ないという事ですね。当然ですけど。
バイナリーオプションの「危険」の意味を取り違えてはいけない
本来バイナリーオプションが危険と言われているのは、二者択一の簡単な投資なため投資の知識がなくても気軽に始められる投資であるがため、賭博感覚で安易な投資を続けると損額が膨らみ兼ねないとされている点です。
決して、バイナリーオプションの取引が悪質な投資で危険という事ではありませんので、そこを取り違えないようにしなければなりません。
バイナリーオプションの投資を行う際はリスク管理しっかり行い、どう取引を行うと利益を得られるかを考えながら取引を進めていくように心掛けましょう。