最終更新日:2015/11/13
バイナリーオプションに限らずFXの取引などでもよく目にする「ローソク足チャート」とは?日本のチャートの代表であり、世界で一番精巧に工夫されている罫線であるといっても過言ではないローソク足ですが、その見方と使い方について詳しく解説。
ローソク足チャート
ローソク足チャートとは、株価などの相場の値動きを時系列に沿って図表として表す手法の一つです。下記のような図表がローソク足チャートになるわけですが、投資の経験がない方でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
このローソク足チャートを利用することで、一定期間(1日や1週間、1ヶ月)の値動きを把握することができ、為替がどのように動いたかという足取りがわかると同時に、これからどう動くかを予想することが出来ます。
ローソク足チャートの見方
ローソク足の作り
ローソク足は基本的に上下のヒゲと実体によって作られており、実体には2種類(陽線と陰線)があります。この2種類の実体とヒゲでローソク足チャートが構成されているのです。
陽線と陰線
次は陽線と陰線について覚えましょう。基本的にこの2本で構成してあり、『上昇したのか』『下降したのか』を前提に実体の色が分けられおり、陽線は為替が結果的に上昇したことを表し、陰線は逆に下降したことを表します。
※白黒の場合は、白が陽線、黒が陰線となる。
陽線 = 始値より終値が高い→右肩上がり
陰線 = 始値より終値が安い→右肩下がり
陽線の見方
陽線のチャートの流れを紐解けば、上記のような値動きをしていることになります。
始値に対し、終値が上昇している時が陽線という事です。その間の値動きの幅はヒゲとして表記されます。
陰線の見方
陰線のチャートの流れを紐解けば、上記のような値動きをしていることになります。
陽線と反対で、始値に対し、終値が下降している時が陰線です。その間の値動きの幅はヒゲとして表記されます。
バイナリーオプションの場合は短期ローソクを利用しよう
国内で取引を行う際でも2時間、海外の場合では1分~10分といった基本的短時間で取引が行われるバイナリーオプション取引ですが、ローソク足は長いもので年単位で流れを把握できるローソク足チャートも存在します。
大まかな流れを知る事はこれからの為替の動向を予想する上で必要なこととなってきますが、年間でみた為替の動きと短時間の為替の動きでは流れは異なるため、バイナリーオプションでローソク足を用いてトレンドを予想する場合は1分速、5分足、10分足といった比較的短い感覚のローソク足チャートが効果的です。
(2015/11/13更新)
ローソク足チャートを確認できる業者
ローソク足チャートを利用しながら取引が行える海外バイナリーオプション業者はソニックオプション、トレード200などが有名なので、より精度の高い取引を行いたい方は利用してみるのも面白いかもしれません。
トレード200のローソク足を利用した攻略記事はこちらから確認できるので参考にしてください。
ローソク足のない業者はどうすればいいの?
ローソク足チャートを確認できない業者に登録してしまったという時にはMT4(メタトレーダー)を利用することをオススメします。このMT4は無料の分析ツールとなっており、様々な指標を使うことも可能です。MT4のダウンロードや利用方法はこちらから確認できます。
実際にハイローオーストラリアでローソク足を見ながら取引をした結果も公開しているのでぜひ参考にしてください。